活動報告

新入社員研修

2023年新入社員研修が終了しました

今年も4月に多くの新入社員の方に研修をしました。
毎年新入社員の方々とお会いするのは本当心が洗われます。純粋とはなんと美しいのだろうと感じます。幼少期からインターネットを中心に多くの情報を受け取り、またSNSで様々な年代の人とコミュニケーションを取ってきています。とても聡明で前向きな方が多いと感じています。
一方強烈に感じたこととして「相手の反応を過剰に受け止める」という事です。研修でのビジネスシュミレーションで顧客役の講師があえて反応が悪い態度を取ると「もうダメだ」と思う。「もっと〇〇した方が良いです」と方向性を言うと、極端にその方向ばかりになる。「なぜそういったんだろう」という観点がない。知るための深掘りの質問をしない、という傾向を感じました。
新入社員の傾向を調査した研修会社のあるデータでは2023年の新入社員が自認している傾向として「心配性傾向(Neuroticism):不安、不安定、感情的に反応しやすいなどの特徴がある方」が76%いることがわかりました。
Z世代は幼少期から多くの自然災害や社会情勢の不安定さを目の当たりにしているのでそのような傾向が高いのかもしれません。
また「感受性傾向」が74%と高く「自己主張傾向」が49%、「評価懸念」が50%でした。
対人感受性が高いと相手の立場に立って行動できる、相手の変化にいち早く気付くという側面があります。一方で相手の様子次第で話しかけられない、相手の感情を想像しすぎて行動ができない問題があります。
ここ数年、「新入社員が突然辞めたいという。よく理由がわからないんです」という話も伺います。
まずは相手を知ることが解決の第一歩。新入社員の傾向を見極めた行動が重要だと今年の新入社員と接していて改めて感じました。
新入社員や若手社員育成の研修にご興味ある方はお問合せhttps://tomitakaori.com/contact/までご連絡ください。

 

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