50代のビジネスパーソンに研修をする機会があります。そこで感じるのが「自らの在り方に問いを立てて成長していく」という意識が薄いことです。(もちろん全員ではありません)。
これはすべての年代のビジネスパーソンに言えることですが、組織で信頼され成果をあげているビジネスパーソン(上位2割)ほど自らの課題に自覚的で学習意欲が高く、自らの行動を変容する意思を感じます。
研修では企業のボトムアップを求められるので真ん中の6割をレベルアップしていきたいのですが、その層の教育は非常に難易度が高いと感じています。特に50代の管理職の方々。今までやってきたこと、在り方に対し変化しようとしていない人が多い。どうしたら気づきを与えられるか、を悩む日々。
行動変容に必要なのは
①自らを肯定する(自分がやってきたことを一旦承認する)
②自らを客観視する(部下からどう見えているのか?本当についていきたいと思われる存在か)
③成長や変化を楽しむ(チャレンジャーである意識を持つ)
組織に依存し、何とか60歳までしがみつこう、と思っていて毎日が充実するのでしょうか?
50代でビジネスマナー一つまともにできない管理職が多いです。
私は名刺交換をする機会が良くありますが、50代でまともに名刺交換できる人はほとんどいません。
50代って会社員人生でいったら第四コーナーかもしれませんが、人生で考えるとまだ第二コーナーの後半だと思うんです。
私は42歳で起業し「無所属新人肩書無し」で今7年目ですが、いかに自分が組織に依存して甘えてきたかを痛感しました。社会で通用する難しさを感じました。
50代の皆様、今こそ初心に戻って学び直すことを楽しんでやりませんか?
今の20代は「あれっ、これってどうなんだろう」と思ったらスマホで調べますよ。
だから「上司って新入社員で学ぶこともまともにできない」って思われています。
出来ないことがバレる昨今。そして年金があてにならない時代。60歳過ぎても働かざるを得ないですよ。若い社員に影で馬鹿にされないためにも一つ一つの基本的なことから学びなおす意識が重要だと思いますがどうでしょう?50代の皆様。一緒に頑張りませんか?
「50代ビジネスパーソンは成長できるのか」
- 管理職育成
- strengthsfinder, tomita, tomitakaori, ストレングスファインダー, とみたかおり, 冨田香織, 営業強化, 富田香織, 研修講師, 青森